月刊誌リジョイス 聖書日課 2021年3月19日(金)

ヨハネ14章1-14節 わたしは道であり真理であり命である

  

イエスは言われた。「わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない。あなたがたがわたしを知っているなら、わたしの父をも知ることになる。今から、あなたがたは父を知る。いや、既に父を見ている。」(ヨハネ14:6-7)

 「道・真理・命」と並んでいますが、中心は道です。真理である道、命である道。この道において確実に真理を知り、命を得ることができる、わたしはそういう道なのだと言われます。それはすなわち永遠の神へと至る道です。神と人とを結ぶ唯一の通路。世に数多の道がある中で、この道へと招かれ、揺るがぬ神の平安に至ることができる。このことは本当に幸いです。

 でも私たちは、この道を知ったからといって、先がすべて見通せるわけではありません。時として、この先に何が待つのかと不安になって、怖くて足を踏み出せない時もある。でも「わたしが道である」と言われる主イエスは、その死の陰の谷を共に歩んでくださって、希望のゴールまで必ず連れて行ってくださる良き羊飼いでもあります。

 あるいは私たちには、長い旅路にあって、神の御心がまるで分からなくなるような時もあります。しかし、余計なことを色々考えて思い煩うことはないのです。主イエスを見つめればいい。この方を見れば、神を知ることができます。神がどれほど私たちを愛しておられるかは、この方の生涯によって明らかです。

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