月刊誌リジョイス 聖書日課 2021年4月16日(金)

創世記1章 造り主

  

初めに、神は天地を創造された。(創世記1:1)

 神は天地の「造り主」です。何もないところからすべてを造られました。御言葉によって創造し、すべてを良いものに造られました。そして、私たち人間をご自身にかたどって造られました。神はこの世界と人間がすばらしいものとして存在することを望まれたのでした。

 神はこの創造の力を最初のときにだけ発揮されたわけではありません。その後も摂理という仕方で世界を支え、導いておられます。すべてのことは神の御手の中にあります。そして、その摂理において神の恵みが最も豊かにあらわされたのが、キリストによる救いの御業でした。それは新しい創造とも呼ばれます。「キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです」(2コリ5章17節)。造り主である方こそ、救い主でもあられます。

 私たちは、神に造られたものとして、謙虚に歩んでいきます。また、神に新しく創造された者として、感謝して歩んでいきます。そして、私たちも恵みによって創造的な働きができます。神が造られた世界で、与えられた賜物を生かして歩んでいくのです。

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