ヒゼキヤ王は、死の病にかかったとき、「わたしがまことを尽くし、ひたむきな心をもって御前を歩み、御目にかなう善いことを行ってきたことを思い起こしてください」と、主に憐れみを求めて祈りました。すると、主は、「わたしはあなたの寿命を15年延ばし、アッシリアの王の手からあなたとこの都を救い出す」(6節)とおっしゃいました。病のいやしだけではなく、アッシリアの手から国を守ると約束され、日時計の影が十度戻るというしるしまで与えられたのです。ヒゼキヤは顔を壁に向けて、主にこう祈った。「ああ、主よ、わたしがまことを尽くし、ひたむきな心をもって御前を歩み、御目にかなう善いことを行ってきたことを思い起こしてください。」こう言って、ヒゼキヤは涙を流して大いに泣いた。(列王下20:2-3)