月刊誌リジョイス 聖書日課 2022年7月 3日(日)

箴言20-21章 一歩一歩を主が定めておられる

  

人の一歩一歩を定めるのは主である。
人は自らの道について何を理解していようか。(箴言20:24)

 ここで言う道とは何でしょう。どのような人生を歩むかという大きな面と、きょう何が起こるか、という日常的な面があります。

 どちらにしても、私たちは自らの道について何を理解しているでしょうか。きょう一日だけでも、予想外のことが起こり得ます。世の中には、綿密な人生計画を立てて、それに沿って歩んでいるように思える人もいるかもしれません。しかし、自分の寿命すら、私たちは自分で決められません。ましてこの世を去った後に何が待っているかを、生まれながらの罪人は何も知らないのです。

 神のように、あるいは神よりも偉くなろうとして堕落した人間は、神の御前にへりくだって自らの道をゆだねるよりも、自分で切り開こうとしてしまいます。そうではなく、一日一日を主なる神にゆだねて生きることを箴言は教えています。人を創造し、命の息を与えてくださった主は、私たちが歩むべき道を知っておられます。自分がこの世で歩む一歩一歩をすら主が定めてくださっているなら、その主にゆだねることが何より確実であるはずです。

 きょう、この主の日に、「わたしは道である」と言われた主イエスを仰ぎ、新たな一週間を歩ませていただきましょう。

 【祈り】 主よ、私たちの歩みを導いてください。私たちが主イエス・キリストという道を歩み通せますように。

Copyright (C) 2022 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.