いかがお過ごしですか。北中山教会の坂本です。
自分を十字架に追いやった人々に対して「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。」(ルカ23:34 新改訳)とイエス様は祈られました。「敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。」(マタイ5:44)と教えられたイエス様は、口先だけではなく、自らこの教えを実践されました。
十字架を取り囲む人々は、この無条件の赦しの祈りが、他ならぬこの自分に注がれていることに気付きませんでした。イエス様が十字架につけられたのは、この自分の罪のためであるということが、誰一人、分からなかったのです。
自分は何も悪いことをせず、真面目に生きていると、多くの人は思っています。しかし、父なる神様に背を向けて歩んでいることほど、大きな罪はないのです。自分は精一杯生きているのだから、イエス様の救いは必要がないと思っているかもしれません。しかし、その姿こそ「何をしているのか自分でわからない」私たちなのです。
私たちのために祈り、救ってくださる、真の救い主イエス・キリストを信じてください。