あさのことば 2023年11月 5日(日)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

小峯明(船橋高根教会牧師)

小峯明(船橋高根教会牧師)

メッセージ: 神の国の福音を告げるために



 いかがお過ごしですか。船橋高根教会の牧師の小峯明です。

 イエス様は、歳およそ30歳の頃から、今のイスラエルの北部の地域で活動を始めました。その活動とは、「神の国の福音を告げ知らせ」(ルカ4:43)ることでした。福音という言葉は、もともとは「善い知らせ」という意味の言葉です。神の国がイエス様と共にこの世界で始まった、ということが善い知らせの中身です。この善い知らせは、もともとはさらに戦争の勝利を意味していたと言われています。

 ですから、イエス様と共にこの世界に始まった神の国は、この世に対する勝利が保証されています。神の国の勝利が既に、この世界で始まりました。それでは、神の国が到来する前の世界は、誰が支配していた、何の国々だったのでしょうか。今も世界中に、国民国家が沢山あります。それぞれの国で、国民が主権者として統治している国もあれば、一党独裁の政治体制の国もあります。過去には、皇帝や国王が統治した国々もありました。イエス様の時代は、ローマ帝国が地中海世界を支配していました。

 しかし、いずれの国々も、歴史の中では消えていきました。そして、地図も繰り返し書き換えられてきました。地上の国は有限な存在で、時代と共に過ぎ去っていきます。それに対して、イエス様によって到来した神の国は、生ける神様がご支配される国です。国と言いますが、国境があり、軍隊がいるわけではありません。そして、今もイエス様を信じて従う人々が、神の国に招かれて世界に拡大しています。

 神の国は、その後、教会という姿で今も続いています。教会は、イエス様によって到来した神の国の福音を宣べ伝えています。福音は、イエス様が罪と死に勝利した善き知らせです。イエス様は、消えて無くなることのない神の国に、今もわたしたちを招いておられます。

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