浅野正紀（江古田教会牧師）

メッセージ： 大きな神の力に守られて

　いかがお過ごしでいらっしゃいますか。今週一週間番組を担当してきました、東京都中野区にあります、江古田教会の浅野正紀です。
　今日も聖書の言葉に耳を傾けましょう。今週は、祈りについて聖書から学んできました。

　私たちは、必要なものがあれば何でも神に求め、苦しい時は、神に助けを求めることができます。これが祈りです。また自分のために祈ってもらえるように、人にお願いすることも大切です。神は、想像できないほどの大きな力で、私たちを守り導いてくださいます。聖書には、この神の大きな力を見ることができた出来事が記されています。

　北イスラエル王国で、預言者として活動していたエリシャが、ある日、アラムの大軍に取り囲まれるという、大変危険な状況に陥りました。エリシャの従者は、慌ててエリシャに、「ああ、御主人よ、どうすればいいのですか」（列王下6:15）と言いました。その時のことが、列王記下6章16節から17節にこう記されています。「するとエリシャは、『恐れてはならない。わたしたちと共にいる者の方が、彼らと共にいる者より多い』と言って、主に祈り、『主よ、彼の目を開いて見えるようにしてください』と願った。主が従者の目を開かれたので、彼は火の馬と戦車がエリシャを囲んで山に満ちているのを見た。」

　こうして、エリシャは、アラムの大軍から守られました。あなたも、エリシャが守られたように、大きな神の力で守られています。ですから、神を信頼して、どんなことでも神に祈ってください。