月刊誌リジョイス 聖書日課 2021年2月 9日(火)

申命記31章8節 確信を強められる

  

「主御自身があなたに先立って行き、主御自身があなたと共におられる。主はあなたを見放すことも、見捨てられることもない。恐れてはならない。おののいてはならない。」(申命記31:8)

 老いと共に私たちの体にはさまざまな故障も生じ、精神的にも辛いものがあります。しかし一方では、老いに伴う恵みもあります。きょうは三つ目を見ます。

 信仰者として長く生かされて来たことは決して小さなことではありません。さまざまな恵みを経験していますので、自ずと信仰の確信が増します。そこで、若い世代の信仰者をよりよく励ますことができるという恵みがあります。

 申命記31章6節には、120歳のモーセが全イスラエルの民に語り、8節には若い後継者ヨシュアに語った言葉が記されています。これらは神がモーセに与えられたものですが、同時に、長い人生経験を経て与えられたモーセの堅固な確信を神が用いられたとも言えるでしょう。

 老齢の信仰者が若い信仰者に対してできる貢献の一つは、人生経験を経て培われた信仰の揺るぎない確信、そして主から賜わったさまざまな知恵により励ますことだと思います。

 主よ、老いに伴う恵みが、あなたの栄光と次世代の教会と信徒のためによく活用されるようお導きください。

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