3人目の友人ツォファルが「わたしは反論せざるをえない」と言って語り始めます(2節)。「わたしを贖う方は生きておられ」というヨブの信仰の言葉を聞いて(19章25節)、彼はなぜ喜べなかったのでしょうか。自分に反対する人は間違っていると考えて、ヨブを正そうと考えたのかもしれません。「あなたたちはわたしの友ではないか」と言うヨブ(同21節)に対して、友人たちは議論している間に、友人から論敵になってしまったかのようです。たとえ彼が天に達するほど
頭が雲に達するほど上って行っても
自分の汚物と同様、永久に失われ
探す者は、「どこへ行ってしまったのか」
と言わなければならなくなる。
夢のように飛び去り
夜の幻のように消えうせ
だれも見いだすことはないだろう。(ヨブ20:6-8)