月刊誌リジョイス 聖書日課 2021年10月28日(木)

詩編128編 神を畏れつつ

  

いかに幸いなことか
主を畏れ、主の道に歩む人よ。
あなたの手が労して得たものはすべて
あなたの食べ物となる。
あなたはいかに幸いなことか
いかに恵まれていることか。(詩編128:1-2)

 主を畏れ、主の道に歩む者には祝福が約束されています。自分の手で働いて得たものは自分の食べ物となり、家族が与えられ、喜ぶものとされる。さらにその祝福はエルサレム全体の祝福へと広がっていく、と。

 主を畏れる、主の道に歩む人は、祝福の源です。そのような生き方を私たちは願うものですけれども、実際には多くの失敗をすること、困難を覚えることがあるのではないでしょうか。

 仕事、家庭、子育て、学校生活など、私たちが生きる現実において、多くの問題に直面します。主を畏れて生きようとするがゆえに、味わう苦悩があります。解決の道筋が見えない霧に包まれた日々、主に嘆き祈ることがあります。

 そこで、「シオンから主があなたを祝福してくださるように」と詩人は祈ります。

 天におられる生ける神が、あなたの嘆きを聞き、御力をもってあなたを守り、祝福してくださるように。

 神を畏れて生きる人は、霧の中でも、この祈りに支えられながら道を見出すことがゆるされています。神のもとにこそ幸いがあります。「あなたはいかに幸いなことか、いかに恵まれていることか」。

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