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出エジプト3-4章
「主が私たちを遣わされる」


神は言われた。「わたしは必ずあなたと共にいる。このことこそ、わたしがあなたを遣わすしるしである。」
(出エジプト 3章12節)

 ミディアンの地で羊を飼って暮らしていたモーセを、主はエジプトのファラオのもとに遣わそうとします。イスラエルの人びとの苦しみを見て、その叫びを聞き、痛みを知ったからです。しかし、モーセは「わたしは何者でしょう」と言って拒否します。自分がイスラエルの人びとを導き出すことなどできるわけがないと思ったのです。それに対して主は、「わたしが必ずあなたと共にいる」とお答えになります。あなたが何者であるかが問題なのではありません。だれが共にいてくださるかのほうが重要なのです。主が共にいてくださるから、イスラエルをエジプトから導き出すという主の救いのご計画が実現します。

 モーセはなおも決心がつきません。「遣わした神の名を聞かれたら、何と答えるべきでしょうか」「わたしを信用せず、言うことを聞かないでしょう」「わたしは弁が立つ方ではありません」。主は、それら不安の一つひとつに解決を備えてくださいます。

 主のご計画のために遣わされたならば、どんな理由をつけても断ることはできません。ただし主は、それを実行するために必要なものをすべて備えてくださいます。たとえ困難な役割であったとしても、ご計画を実現される主が共におられます。

 

 【祈り】

 主よ、わたしの遣わされた小さな役割のために、あなたが共にいて、すべてを備えてください。

大西 良嗣(宝塚教会)

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