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レビ26章3-46節
「御言葉に従うことに約束されている祝福」


あなたたちがわたしの掟に従って歩み、わたしの戒めを忠実に守るならば、わたしは時季に応じて雨を与える。
(レビ 26章3節~4節)

 「あなたたちがわたしの掟に従って歩み、わたしの戒めを忠実に守るならば」といって神は私たちにあらゆる祝福を約束してくださいます。

 しかし、逆に「わたしの言葉を聞かず、…戒めを守らず、わたしの掟を捨て…るならば」(14、15節)と言って、神は私たちにあらゆる災いを予告されます。それは決して、御言葉に従えばご褒美、御言葉に従わなければ罰則という、威嚇の意味ではありません。御言葉を忘れたとき私たちにはただちに災いが降りかかる、ということを見越して、何とかそうならないように、神は前もって警告してくださっているのです。私たちを愛してくださるがゆえに、御言葉に従うとき約束されている幸いを私たちが味わうことができるように、神は望んでおられるのです。

 生活の中でのそのつどの振る舞いにおいて、あるいは大きな問題に直面したときに、「御言葉に従ってみる」こと。その選択の中にすでに幸いが約束されています。必ずや「御言葉に従ってみてよかった」と思えるでしょう。

 

 【祈り】

 私たちの毎日の歩みの中で、折に触れては御言葉を思い起こし、御言葉に忠実であるようにさせてください。とりわけ深い悩みに捕らえられたとき、厳しい試練にあるとき、御言葉を思い起こし、自分の考えではなく御言葉に従わせてください。そこにある幸いを味わわせてください。

赤石 純也(伊丹教会)

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