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歴代下5章
「主は恵み深くその慈しみはとこしえに」


ラッパ奏者と詠唱者は声を合わせて…「主は恵み深く、その慈しみはとこしえに」と主を賛美すると、雲が神殿、主の神殿に満ちた。
(歴代下 5章13節)

 神殿建築が完了したことを受け、イスラエル中の人を集めて、主の契約の箱のみならず臨在の幕屋を神殿に運び入れる儀式が行われました。契約の箱は、主が憐れみ深く恵み深い主としてイスラエルと共にいる、との契約を結ばれたしるしとして作られました。その箱には十戒を記した2枚の板が納められました。それ以来、主はイスラエルと共にい続けてくださいました。イスラエルは主に対して何回も罪を犯したのですが、主はその罪を償うための儀式律法を定めて罪の赦しを与えるなど、憐れみと慈しみを示し続けてくださいました。

 契約の箱が神殿の至聖所に運び入れられると、ソロモンなどイスラエルの民を代表して詠唱者たちは、楽の音に合わせて、「主は恵み深く、その慈しみはとこしえに」と、主を賛美しました。詩編でも何度も登場する(詩編100編5節、118編1節、136編1節など)この賛美を聞かれた主は、臨在を人びとに示す雲を神殿に満たして栄光を表し、この賛美を喜ばれました。

 今日の私たちも、これまでに主がしてくださったこと、特にキリストによる罪の赦しを思うとき、「主は恵み深く、その慈しみはとこしえに」と主を賛美せずにおれなくなります。

 

 【祈り】

 主よ、今までと同様これからも恵み深く、とこしえに慈しみ深い方として共にいてくださいますように。

吉田 崇(吉原富士見伝道所)

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