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イザヤ58章
「主の御業は渇きをいやし力を与える」


主は常にあなたを導き
焼けつく地であなたの渇きをいやし
骨に力を与えてくださる。
あなたは潤された園、水の涸れない泉となる。
(イザヤ 58章11節)

 主なる神は、私たちに、主なる神を信じ、主を礼拝することを望んでおられます。そして、神の御言葉に聞き従うことが求められています。

 イスラエルの民は、主を信じ、断食を行っていました。しかし、主なる神は「お前たちは断食しながら争いといさかいを起こし、神に逆らって、こぶしを振るう。お前たちが今しているような断食によっては、お前たちの声が天で聞かれることはない」と語ります(4節)。主が求めておられるのは形において主に断食することではありません。断食を行うことにより、心が動かされ、自らの弱さを知り、主の御前にへりくだり、同胞の苦しみを覚え、助けを求める者に施しを惜しまないことです。

 同様に、私たちが主を礼拝するとき、主は私たちに、御言葉を語りかけ、私たちの渇いた魂に命の水をお与えくださいます。そのとき私たちは、自らの内にある闇である罪が明らかにされます。そして、私たちは自らの罪の悔い改めへと導かれ、主への信仰が新たにされます。

 だからこそ、私たちは主の御言葉を聴くことができるように心の準備をもって礼拝に出席しなければなりません。そして、主の御前に頭を垂れて主がお語りになる御言葉に聴くことが求められています。

 

 【祈り】

 神さま、礼拝で語られる主の御言葉に耳を傾けて聴くことができるように、お導きください。

辻 幸宏(大宮教会)

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