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イザヤ59章
「罪を悔い改める者のもとに主は来られる」


主は贖う者として、シオンに来られる。
ヤコブのうちの罪を悔いる者のもとに来ると
主は言われる。
(イザヤ 59:20)

 イスラエルの民が主の御前に罪を重ねた結果、イスラエル王国は南北に分断され、その後、北イスラエル王国はアッシリアに滅ぼされました。南ユダ王国もバビロンによって滅ぼされて、捕囚の民とされました。そこに至るまでにも、主なる神は繰り返し預言者を遣わし、イスラエルの民に悔い改めを求めておられました。しかし、イスラエルの民は、預言者の言葉に耳を貸さず、その結果、ついに滅ぼされるに至りました。

 人は、他者から罪や弱さを指摘されても、それを認めたくありません。それは、その結果、蔑まれたり、虐げられたりするからです。しかし、主なる神が人に罪を指摘するのは、人が救われることを願っておられるからです。人は罪の結果、死を迎え、滅びを避けることができません。そして、人は自分の努力によって、罪を帳消しにすることはできません。そのため神は、主に自らの救いを委ねるようお語りになります。自らの罪を認めて、悔い改めることが私たちに求められています。

 主は、罪人の罪を贖う者として救い主イエス・キリストを預言し、やがてお遣わしくださいました。キリストが私たちに代わって罪の刑罰を十字架で受けてくださることにより、私たちの罪はすでに贖われています。

 

 【祈り】

 神さま、罪のゆえ滅び行く私たちに救い主イエス・キリストをお与えくださり、ありがとうございます。

辻 幸宏(大宮教会)

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