あさのことば 2016年7月14日(木)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

小宮山裕一(ひたちなか教会牧師)

小宮山裕一(ひたちなか教会牧師)

メッセージ: イエスの涙

 おはようございます。ひたちなか市足崎にありますひたちなか教会の牧師、小宮山裕一です。
 最近、終活という言葉が流行っているようです。就活といいましても就職活動ではありません。どのような終わりを迎えるのか、という終活です。
 今日はイエス・キリストが人々の死を目の前にしてどのように感じたのかをお話したいと思います。

 新約聖書に、ラザロという人物が登場してきます。ラザロは、2人の姉妹とベタニアという村に住んでいました。ある日、イエス・キリストはラザロの訃報を聞きました。そして、ラザロの遺体と対面します。その時イエスの様子を聖書はこのように語ります。
 「イエスは涙を流された」(ヨハネ11章35節)。

  涙を流された。イエスはラザロが亡くなったことを思い、また愛する家族を失った二人の姉妹のことを思い涙をながされました。
 イエスは、人が死ぬことを当たり前のことや、しょうがないことだとは考えませんでした。尊い命が失われたことを悲しまれたのです。
 イエスは悲しみ、ラザロのために泣きました。これが、神様の目線です。神様は人が亡くなるのを悲しまれるお方です。それほど、私たちのことを愛しておられるのです。

 そして神様は、その愛の表れとして、キリストを復活なさいました。死んでおわりではなくて、死んだ後にも及ぶ恵みを用意してくださいます。それが、復活です。
 死を超える希望。それが、信じた者に約束されている復活なのです。

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