キリストへの時間 2019年4月7日(日)放送

高内信嗣(山田教会牧師)

高内信嗣(山田教会牧師)

メッセージ: 人生の全てを幸せにする本とは

 おはようございます。高知県の山田教会で牧師をしております、高内信嗣です。

 私がまだ小学生になる前に大人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」の連載が始まりました。私が小学生の時はクラスの誰もが読んでいる漫画でした。思い返せば、中学生の時も、高校生の時も、大学生だった時もいつも同級生たちとONE PIECEの話で盛り上がっていました。そして今も連載が続いており、ますます心が熱くなる展開をみせています。私の歩んできた人生の中でいつもこの話題があったということは、それだけ影響力の強い本であると言うことができると思います。

 ある日、ONE PIECEが大好きな私の友人が、まだ読んだことがない友達に向かって「この漫画を読まなかったら人生の半分を損している。」と言っていました。この発言は議論を生み出しまして、人生の半分は言い過ぎではないかとの意見も多かったです。この発言を逆に理解すれば、ONE PIECEを読めば人生の半分は得をする。本当にそうなのかは横に置いておきますが、そこまで言わせてしまうほど面白い漫画なんだなあと思わされます。

 さて、では人生を幸せにする本は他にあるのでしょうか。もちろんありますよ。そして人生の半分どころではない。人生の全てを幸せにする本があります。それは「聖書」です。神様の御言葉です。

 三浦綾子さんという作家がいます。三浦綾子さんは、少女時代から無類の読書好きでありました。しかし彼女は、少女時代からたくさんの本を読んできたはずなのに、絶望的な生活を送っていました。今まで読んできた本では彼女の心を慰めるものはなかったのかもしれません。そのような中、彼女は幼馴染の青年を通じて聖書を読み始めるようになりました。聖書を読み始めた彼女は、それまでとは違う価値観、人生観をもつようになったそうです。

 綾子さんはある本でこういうことを書いています。
 「極端にいうと、どの本に出会わなくても、聖書に出会ったことで、私の人生は変わったと言える。聖書は、虚無感で絶望的な生活を送っていた私を、真の実存であるキリストの神の前に引き出してくれた。」(『わが青春に出会った本』新潮出版社)

 あれだけ読書をしてきた彼女がどの本に出会わなくても聖書に出会ったことで、私の人生は変わったと言うのです。驚くべきことですが、神様の御言葉は人生を変える力を持っているということです。

 最初に読んでいただきましたが、聖書の中にある詩編119編105節には「あなたの御言葉は、私の道の光、わたしの歩みを照らす灯」と書かれてあります。
 あなたの御言葉とは神様の御言葉ということです。それは私たちの人生を照らす光だと、聖書そのものは語っているのです。

 聖書には神様がいかに人間を愛しておられるのかということが書かれてあります。私たちのちっぽけな、暗闇の人生も神様に愛されているから照らされるのです。私たちは生きる意味を見つけることができ、励ましと勇気が与えられます。

 漫画の「ONE PIECE」は人生の半分を幸せにできる‘かも’しれませんが、聖書は人生の全てを幸せにするのです。放送を聴かれているみなさん、ぜひ、今日も聖書を開いてみてください。きっと大きな慰めが与えられるでしょう。

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