山中恵一（東京恩寵教会協力牧師）

メッセージ： 明けまして、おめでとうございます！

　新年明けましておめでとうございます。東京恩寵教会の山中恵一です。
　お正月の挨拶。新しい年に入ることを、日本語では、「明るい」という漢字を使って、「明けまして」と表現しますよね。「明るい」とは、光が十分に当たっていて、モノがハッキリクッキリ良く見える、ということです。今日から始まる2024年、先行き明るく、希望をハッキリクッキリ見出せる、そんな一年になったらイイですね。

　聖書には、神さまがこの世界を創った時のエピソードが記されています。この世界で真っ先に創り出されたのは、「光」でした。神さまは、何もない混沌とした闇に向かって、「光あれ」（創世記1:3）と言われました。すると、世界に光が生み出されました。世界のすべては、神が創り出す光の中で誕生したのだ、と聖書は伝えます。

　暗闇を光で照らし、明るい世界を創ることのできる神がいます。あなたのこれまでに、どれだけ暗い闇があったとしても、先の見えない不安があったとしても、輝く希望など抱けない苦しみがあったとしても、世界のすべてを照らすことのできる神さまは、あなたのその心に、明るい光を照らすことのできる神さまです。心だけでなく、あなたの生きる日々、あなたの人生全体を光で照らすことのできる神さまが、この世界を創られた神さまです。

　新しい一年、世界を創られた神さまが、明るく暖かな光をあなたに照らしてくださいます。あなたの一年が、「明るく」、「おめでたい」一年となりますように。