目の前に困難な現実が続くことで、自暴自棄になってしまって、神への信仰を投げ出してしまいたくなる時があるでしょう。しかし、たくさんの信仰の先輩たちが、まるで沿道からランナーを励ますようにして、私たちを囲んでいます(1節)。今が踏ん張り時だ、と。主イエスは「信仰の創始者また完成者」として(2節)、マラソンを始めさせ、走り抜かせてくださるトレーナーです。この方が、半歩先を一緒に走ってくださっています。また、だれであれ、ただ一杯の食物のために長子の権利を譲り渡したエサウのように、みだらな者や俗悪な者とならないよう気をつけるべきです。…エサウは後になって祝福を受け継ぎたいと願ったが、拒絶されたからです。涙を流して求めたけれども、事態を変えてもらうことができなかったのです。(ヘブライ12:16-17)