月刊誌リジョイス 聖書日課 2018年11月 5日(月)

エレミヤ17章 人間ではなく神に信頼する

祝福されよ、主に信頼する人は。
主がその人のよりどころとなられる。
彼は水のほとりに植えられた木。(エレミヤ17:7-8)

 ユダの捕囚を知らされたエレミヤは預言者の務めの故に苦しみながらも神の裁きを語り続けました。来たるべき災いをエレミヤ自身が望んだわけではありません。それでも、預言者は神の口としてそれを語らねばなりませんでした。人びとに苦しめられながら、彼はただ神にすべてを委ねて救いの時を待ちます。

 安息日を守らず神を侮るのがイスラエルの不信仰であるなら、苦難の中で神に逃れてひたすら救いを祈り続けるのがイスラエルの信仰です。神を頼みとしないで金銭に頼り、人間社会のしがらみの中に埋没してしまえば、やがて来る災いによってすべてを失います。しかし、神に信頼して心を明け渡す人からは希望は失われず、水路のほとりで青々と葉をつける木のように生き長らえることができます。神が「生ける水の源」であるからです。

 人の心は病んでいて真理を求めず、罪を重ねて自ら滅びを招いています。しかし、主はそのような人の心もすべてご存じで、主が癒やしてくださるなら癒やされます。救いを待ち望む忍耐に主なる神は必ず報いてくださいます。

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