月刊誌リジョイス 聖書日課 2019年6月 2日(日)

ヨハネ17章20-26節 キリストにあって一つになる

「…栄光を、わたしは彼らに与えました。わたしたちが一つであるように、彼らも一つになるためです。わたしが彼らの内におり、あなたがわたしの内におられるのは、彼らが完全に一つになるためです。こうして、あなたがわたしをお遣わしになったこと、…彼らをも愛しておられたことを、世が知るようになります。」(ヨハネ17:22-23)

 主イエスの長い祈りの最後は、弟子たちの言葉によってキリストを信じるすべての信仰者のためにささげられています。主イエスは、ここで特にすべての信仰者が「一つ」になることを祈られました。

 時代と場所を問わず、すべての信仰者は、三位一体の神が完全な愛で一つであられるように一つになるべきです。御父が御子をこの世にお遣わしくださった理由がここにあります(23節)。それぞれ異なる思い、背景、状況を持つ信仰者が一つになれるのは、キリストがその内におられる時です。いつ、どこでも、すべての信仰者がキリストという一つの同じ香りを放つことができれば、世はキリストこそ唯一の真理であることを知るようになります。

 主イエスのこの祈りは、当時の十二弟子はもちろん、今日の私たちのための祈りでもあります。神の御言葉を、キリストの福音をすべての基準にする、すなわち、キリストにあってすべての人が完全に一つになれば、主の平安(シャローム)がこの世界に訪れるでしょう。まず自分から、私たちの家庭、教会から、キリストにあって一つになりましょう。

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