月刊誌リジョイス 聖書日課 2020年10月 2日(金)

アモス9章 回復を与える主

  

見よ、その日が来れば、と主は言われる。
耕す者は、刈り入れる者に続き
ぶどうを踏む者は、種蒔く者に続く。

わたしは、わが民イスラエルの繁栄を回復する。

わたしは彼らをその土地に植え付ける。
わたしが与えた地から
再び彼らが引き抜かれることは決してないと
あなたの神なる主は言われる。(アモス9:13-15)

 最後にアモスはイスラエルに対する主の徹底的な裁きの宣言を取り次ぎます。

 主の裁きからどんなに逃れようとしても、主は見逃すことはない。「海の底に隠れても、そこで、蛇に命じてかませる。…わたしは彼らの上に目を注ぐ。それは災いのためであって、幸いのためではない」(3、4節)。

 しかし、これほどまでに徹底的に裁きを言い渡しつつも、「わたしは、ヤコブの家を全滅させはしない」(8節)、「その日には、わたしはダビデの倒れた仮庵を復興し…昔の日のように建て直す」(11節)、「わたしは、わが民イスラエルの繁栄を回復する」(14節)、そして、「再び彼らが引き抜かれることは決してない」(15節)と、主なる神は、回復の日を約束しておられます。

 同じ主なる神が、主イエスに結ばれた私たちにも回復の日を約束しておられます。

 主なる神の想像を超えた憐れみのゆえに、私たちもまた、神の子とされた者として、完全に回復される日が約束されています。

 主イエスが再び来られるとき、非のうちどころのない者に回復されることを待ち望んでいます。

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