ハマンは、モルデカイをつるすために、22メートルもある高い柱を自分の家に立てました。そして、そのことを進言するために、王のもとに行きます。ちょうどその時、王は宮廷日誌を読んでおり、モルデカイに何か褒美を与えようと考えていました。王はハマンに「王が栄誉を与えることを望む者には、何をすればよいか」と尋ねます。ハマンは、自分のことだと考えて、その者に王の服を着せ、王の馬に乗せて広場で触れ回るようにと進言します。しかし、それはハマンのことではなく、モルデカイのことでした。王は、ハマンに、その言葉どおり、モルデカイにするようにと命じます。ハマンは、自分の口で、モルデカイが王から栄誉を与えられた者であると宣言するのです。こうしてハマンは、自分がモルデカイのために立てた柱につるされ、王の怒りは治まった。(エステル7:10)