敵を愛し、祈る | マタイによる福音書 5章

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マタイによる福音書 5章

「しかし、わたしは言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 マタイによる福音書 5章44節

敵を愛し、祈る

きょうの主イエスの御言葉を聞いて、ある人がこう言ったそうです。「俺の敵は、酒とギャンブルと女だ。だからこれからも愛し続けるぞ」。以前何かの本で読んで、大笑いしたことを思い出します。

もちろん主イエスの教えは違います。「敵」は主イエスを信じているという理由であなたに敵対する人です。信仰によって生きる人に敵意をもって具体的な嫌がらせをする人が敵です。あなたの敵は、主イエスの敵なのです。その敵を愛して、敵のために祈りなさいと主は命じています。敵を愛することは敵のために祈ることから始まります。

では、どうしたらよいのでしょうか。

1、わたしが主イエスに敵対していたことを思い出す。すべての人は生まれながらにして主イエスに敵対しています。主イエスに敵対していたあなたを主イエスは愛してくださいました。

2、主イエスはすべての人を愛しておられる。主イエスはあなたの敵を愛しておられます。主イエスが愛しておられる人をわたしが愛さないのであればそれは主に対する命令違反になります。

敵のために祈りましょう。

長井 正人