広がりゆく神の国 | マルコによる福音書 4章26-34節

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マルコによる福音書 4章26-34節

更に、イエスは言われた。「神の国を何にたとえようか。どのようなたとえで示そうか。それは、からし種のようなものである。土に蒔くときには、地上のどんな種よりも小さいが、蒔くと、成長してどんな野菜よりも大きくなり、葉の陰に空の鳥が巣を作れるほど大きな枝を張る。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 マルコによる福音書 4章30節~32節

広がりゆく神の国

主イエスは、二つの種のたとえを通して、広がりゆく神の国の姿をお示しくださいました。最初のたとえで、蒔かれた種は水や養分を吸収して成長し、やがて実を結びます。蒔いた人は知らずとも、土がひとりでに実を結ばせるように、主イエスの到来によって蒔かれた神の国の福音の種は、人目には分からなくても、着実に成長していきます。神がそれを育てて、実を結ばせようとしておられるからです。

もう一つのたとえで、からし種は小さな種ですが、その種を蒔くとぐんぐん伸びて成長し大きな枝を張るようになります。この世の現実を見ると、神の国の福音はまさにからし種のようにちっぽけで、人びとの目に留まらない力ないものに思えるでしょう。しかし、福音の種は成長して大きな枝を張る神の国になり、多くの人びとが平安と安心を見いだす拠り所となるのです。

日本においてクリスチャンは少数派です。ともすれば希望を失いがちになってしまいます。しかし、目に見えない神の力を知るとき、この世のさまざまな出来事に惑わされることなく、希望と確信をもって信仰に生きることができるのではないでしょうか。

坂本 紀夫(北中山伝道所)