わたしたちが救われるべき唯一の名 | 使徒言行録 4章

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使徒言行録 4章

「ほかのだれによっても、救いは得られません。わたしたちが救われるべき名は、天下にこの名のほか、人間には与えられていないのです。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 使徒言行録 4章12節

わたしたちが救われるべき唯一の名

毎日あらゆる広告が目の前を飛び交います。「これを食べて健康になろう!」、「これに入会して人間関係を広げよう!」、「老後の蓄えのためにこれをしよう!」、「仕事がうまくいくためにこれを買おう!」。それらしいデータや芸能人が登場したりしながら私たちを刺激します。「より良く生きるためにあなたにはこれが必要だ!」と。

しかし、それらが根本的な人生の問題を解決するわけではありません。

聖霊に満たされたペトロは大祭司一族らを前にして大胆に言います。「ほかのだれによっても、救いは得られません。わたしたちが救われるべき名は、天下にこの名のほか、人間には与えられていないのです」。

大祭司一族らは当時の特権階級にある人たちです。それに対してペトロらは「無学な普通の人」だと評されます。しかし、彼らは人間を罪と滅びから救い出す唯一の名を知っていました。

神は世の知恵を愚かなものにされました。そして、世の無学な者を選ばれました(1コリ1章)。

今を「より良く生きる」のではなく、罪と滅びから救い出し永遠に「生きる」ための最も重要な知識。聖霊がそれを示し、この知識の尊さを悟らせてくださいますように。

【祈り】

聖霊において、救われるべき唯一の名が私たちに示されていることを感謝します。

大宮 季三(横浜中央教会)