獣の正体 | ヨハネの黙示録 13章

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ヨハネの黙示録 13章

わたしはまた、1匹の獣が海の中から上って来るのを見た。…10の王冠があり、頭には神を冒涜するさまざまの名が記されていた。
わたしはまた、もう1匹の獣が地中から上って来るのを見た。この獣は、小羊の角に似た2本の角があって、竜のようにものを言っていた。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨハネの黙示録 13章1節、11節

獣の正体

12章は、「竜は海辺の砂の上に立った」で終わり、13章が続きます。そして、第一の獣は海から、第二の獣は地中から、この地に上って来ます。人びとの前に姿を現すのは獣です。この獣とは、「悪魔とかサタンとか呼ばれる」(12章9節)竜に操られている人間です。

この2匹の獣は、「竜のように」、「神を冒涜する」言葉を語ります。第一の獣を介し、「人々は竜を拝」みます(4節)。第二の獣は、第一の獣と比べると、「小羊の角に似た2本の角」しかなく、穏やかに見えます。しかし、第二の獣が、第一の獣を拝ませ、先の獣の像を造るように命じ、獣の像を拝もうとしない者があれば、皆殺しにさせました(12~15節)。

第一の獣はローマ皇帝の力を、第二の獣は皇帝礼拝を定着させるように働きかける政治権力やマスメディアなどの力を暗示しています。彼らの背後に竜がいます。

力を身に帯びた権力者は、人の像を拝まない者の日常生活を圧迫します(17節)。しかし、キリスト者は、目を見開いて彼らの正体を見抜き、日常生活で不便をきたしても、神のみを礼拝します。

岩崎 謙(神港教会)