天国の扉を開く福音の説教 | ヨハネによる福音書 3章

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ヨハネによる福音書 3章

「神がお遣わしになった方は、神の言葉を話される。神が“霊”を限りなくお与えになるからである。…御子を信じる人は永遠の命を得ているが、御子に従わない者は、命にあずかることがないばかりか、神の怒りがその上にとどまる。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヨハネによる福音書 3章34節~36節

天国の扉を開く福音の説教

天国の扉を開ける鍵の務めの一つは福音の説教です。なぜ福音の説教が天国の扉を開ける鍵となるのでしょう。

福音の説教においてキリストにある罪の赦しが宣言され、神の存在とご性質、御業とご意思が確かに示されるからです。神ご自身が福音の説教を神の言葉として用いてくださるからです。

ですから、これを取り次ぐ福音の説教者の働きは重要です。そして、説教者を通して語られる神の言葉を聴く者には、御子を信じる(従う)か、信じない(従わない)かのどちらを選ぶのかという決断が求められます。罪の赦しの約束を信じる者には天国の扉が開かれますが、信じない者には扉は閉ざされたままです。福音の言葉は、神の言葉を信じない者には神の怒りと刑罰をもたらす裁きの言葉となるのです。「神の怒りがその上にとどまる」からです。

神は、キリストにあって「神と和解させていただきなさい」(2コリ5章20節)、「命を選び…なさい」(申30章19、20節)と招いておられます。従うか従わないかをあやふやにした生き方を捨て、この招きに応えて、福音の説教に生かされて歩もうではありませんか。

漆崎 英之(金沢伝道所)