主が味方してくださらないなら | サムエル記上 18章

RCJメディアミニストリー「ふくいんのなみ」のトップページへ戻る

サムエル記上 18章

主はダビデと共におられ、サウルを離れ去られたので、サウルはダビデを恐れ、ダビデを遠ざけ、千人隊の長に任命した。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 サムエル記上 18章12節~13節

主が味方してくださらないなら

ゴリアトを倒し、ペリシテに勝利するダビデを、当初、サウルは喜んでいました。しかし、女たちが「サウルは千を討ち、ダビデは万を討った」(7節)と称えたのをきっかけに、サウルはダビデをねたみ、命を狙うようになります。サウル自らダビデに槍を投げ、戦いの最前線に送って危険にさらします。しかし、サウルの企てはどれも成功しません。サウルから主が離れ去られたからです(16章14節)。それは、サウルが主の御言葉に忠実に聞き従わなかったからでした(15章23節)。

ダビデはますます戦果をあげ、サウルの娘ミカルの愛を得て結婚することになりました。サウルは「主がダビデと共におられること…を思い知らされ」ました(28節)。サウルはダビデへの恐れと敵意をいっそう深めるのでした。

この箇所は、主が共にいて味方してくださることの幸い、および主の嫌う罪を犯して主を遠ざけることの災いをまざまざと私たちに突き付けます。しかし、人はこうしたことを思い知らされるだけでは主に立ち帰ることができません。主が一人ひとりの心をとらえ、ねたみや恐れの罪から解放してくださることで初めて人は神と共に生きる幸いにあずかることができるのです。

【祈り】

私たちがねたみや恐れの罪から遠ざかるためにも、主よ、いつも共にいて導いてください。

吉田 崇