またしても主の山に備えあり | 歴代誌下 3章

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歴代誌下 3章

ソロモンはエルサレムのモリヤ山で、主の神殿の建築を始めた。そこは、主が父ダビデに御自身を現され、ダビデがあらかじめ準備しておいた所で…日本聖書協会『聖書 新共同訳』 歴代誌下 3章1節

またしても主の山に備えあり

ソロモンのもとで神殿建築が始まります。建物を建てるにあたっては場所を選び、設計図を書き、大量の材料を用意し、と多くの準備作業が必要です。ただ、神殿建築についてはソロモンが王となる前から準備されていました。場所はかつて主がダビデに現れたエルサレムのモリヤ山と定められ、材料の入手などの準備が行われていました(歴代上21、22章)。神殿の設計図は部屋の大きさから祭具に至るまで、ダビデのときに書き上げられていました(歴代上28章11節以下)。開始までに必要な準備は十分備えられていたのです。

モリヤ山は、アブラハムがイサクをささげようとしたとき、主が身代わりの雄羊を備えておられた場所でもあり、それ以来人びとは「主の山に、備えあり」と言い伝えてきました(創22章)。神殿建築はそれを再確認する時となりました。

そして主は、モリヤ山でキリストへの備えもなさいました。創世記の身代わりの雄羊は罪を贖う神の小羊キリストを指し示します。キリストが十字架で死なれると、聖なる神と罪の世界を隔てる神殿の垂れ幕(歴代下3章14節)は真っ二つに裂け、罪の贖いが実現したことを示しました。ここから私たちも「主の山に、備えあり」との信仰告白に導かれます。

【祈り】

主よ、私にとって本当に必要なものを備えてくださると信じ、主のご用に励むことができますように。

吉田 崇