わたしの魂は救い主なる神を仰ぐ | 詩編 11編

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詩編 11編

主は正しくいまし、恵みの業を愛し
御顔を心のまっすぐな人に向けてくださる。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 詩編 11編7節

わたしの魂は救い主なる神を仰ぐ

わたしは果たして神の御前に正しくあると言えるでしょうか。悪者どもが攻撃を仕掛けようとしています。これに、耐えることができるでしょうか。最後まで神への信仰を守り通すことができるでしょうか。

いえ、自分の力を頼りとするなら、滅びるばかりです。自分で自分の正しさを保証することはできないからです。ですから、ただ神にこのままの自分を差し出すしかありません。破れ口に立ちながら、神の御前へと進んでいきましょう。

神の裁きは義しいのです。神は不法の者も、従う人もお調べになります。神の御目はすべてを正しく見抜かれます。誰がその眼差しから逃れることができるでしょうか。わたしは神の御前に自らの愚かさを告白しなければなりません。

神は、このように自らの愚かさを告白した者をどのように扱われるでしょうか。愚かさに従ってお裁きになるでしょうか。

わたしは、さながら矢を射られた鳥のようになっています。傷を受けて、神の御前に逃れてきました。神がこのような者に御顔を向けてくださると信じるのです。神は、罪を悔いる魂を軽んじられることはないからです。神の御もとにのみ、真の逃れ場があると信じているからです。

【祈り】

神よ、傷つき倒れそうな者に御手を差し伸べ、お支えくださることを感謝いたします。アーメン

後登 雅博(高蔵寺教会)