神の救いの出来事を思い起こせ | アモス書 2章

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アモス書 2章

お前たちをエジプトの地から上らせ
40年の間、導いて荒れ野を行かせ
アモリ人の地を得させたのはわたしだ。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 アモス書 2章10節

神の救いの出来事を思い起こせ

神と神の民イスラエル、また神の民どうしの関わりを規定するすべての土台は、かつて神がエジプトで奴隷であった民を救い出されたという出来事です。神の民がエジプトから救い出され、荒れ野を導き、約束の地カナンを与えられたことは、神の民イスラエルの確かな存在理由です。そうであるのに、南のユダは「主の教えを拒み、その掟を守らず、先祖も後を追った偽りの神によって惑わされ」(4節)、北のイスラエルは主によって立てられた「預言者に、預言するなと命じた」(12節)のです。

ユダとイスラエルの繁栄の絶頂期に、物質的な豊かさからの思い上がりが霊的な著しい衰弱を招きました。お約束にご自身、誠実な神のほうこそ、どこまでも愛し恵もうとする民に理不尽に踏みにじられたのです。偽りの神を拝む近隣の諸国諸族はもとより神の民の裏切りと背きの罪が、聖にして義なる神に裁きの「その日」を宣告させました。「お前たちの足もとの地を裂く。そのときは、素早い者も逃げ遅れ、…勇者も自分を救いえない。…勇者の中の雄々しい者も、その日には裸で逃げる、と主は言われる」(13、14、16節)。

しかし、主の恵みを思い起こすならいつでも、悔い改めて立ち帰ることを拒まれる神ではありません。

【祈り】

順境のときにも逆境のときにも、変わることのない主の愛を思い起こす静かな心をお与えください。

小川 洋(高松教会)