神のご計画と御言葉の力 | 使徒言行録 13章

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使徒言行録 13章

総督はこの出来事を見て、主の教えに非常に驚き、信仰に入った。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 使徒言行録 13章12節

神のご計画と御言葉の力

異邦人への宣教は神のご計画です。この神のご計画にそって御言葉を語り、また行うことは、誰よりも神御自身が支えてくださいます。自分の思いや能力より、神の力と導きを信頼しましょう。

パウロたちが異邦人世界へ宣教に行き、最初の地における成功は、その後の出来事全体を象徴するものでした。そこではある魔術師がパウロの邪魔をしました。いわば神の計画を邪魔する者です。そこでパウロは、自分の知恵ではなく、御言葉の権威を全く信頼して魔術師に向かって宣言します。「主の御手はお前の上に下る。お前は目が見えなくなって、時が来るまで日の光を見ないだろう」(11節)。こうして魔術師は退けられ、また、パウロを通して主の教えに心を打たれたその地の責任者である総督が信仰に入りました。神のご計画にそった働きには主が共にいて支えてくださいます。

日本は異教世界で、キリスト教への理解が実に浅い世界です。それゆえに風当たりの厳しい時は少なくないでしょう。しかし、神のご計画は何でしょうか。それはこの異教世界でも御言葉を受け入れ、行う人が起こされてゆくことです。色々な仕方での邪魔があっても、それすらも伝道の機会に用いる力を神はお持ちです。神の力と導きを信頼しましょう。

【祈り】

あなたのご計画と大いなる力を今日も信頼させてください。

酒井 啓介(坂戸教会)