へりくだってキリストの名で祈る | 使徒言行録 19章

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使徒言行録 19章

悪霊に取りつかれている男が、この祈祷師たちに飛びかかって…ひどい目に遭わせたので、彼らは裸にされ、傷つけられて、その家から逃げ出した。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』 使徒言行録 19章16節

へりくだってキリストの名で祈る

主イエスの名を用いるとき、本当に主イエスの力を信じ、御前にへりくだる姿勢が私たちに求められます。私たちがへりくだって主イエスの名を用いるかどうか、神はご覧になっています。

パウロがエフェソで主イエスの名による洗礼を教え、授けたところ、特別なしるしが与えられることがありました。その頃、魔術を行う人たちがいて、パウロの不思議な業を見ました。彼らは、信じてもいない主イエスの名を使って悪霊を追いだしてみようとしたところ、逆に自分たちが悪霊によって痛めつけられ追い出されてしまったのです。主イエスの名の力はどこにいったのでしょうか。いえ、確かに働いているのです。神の摂理の中で、悪霊は魔術を行う者たちをへりくだらせるようにさせたのです。

この者たちは、着ている上着を剥ぎ取られて裸で逃げていきました。上着をぬぐとか、裸にさせられるとは、身を低くされる表現です(サム上19章24節参照)。

主イエスの名によって祈るなら、本当に心から主イエスを信頼し、御前に自ら低くへりくだり、神に従うように心がけましょう。そのような人を神は祝福し、豊かに用いてくださいます。

【祈り】

あなたの御前で、本当に相応しくへりくだって、主イエスの名によって祈れるようにしてください。

酒井 啓介(坂戸教会)