世の勢力に望みを置くな | イザヤ書 20章

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イザヤ書 20章

この海辺の住民は言う。
「見よ、アッシリアの王から救われようと…望みをかけていたものがこの有様なら、我々はどうして逃げ延びえようか。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 イザヤ書 20章6節

世の勢力に望みを置くな

自分たちの力では対抗できない軍事大国の支配・脅威の中で、中小の国々は同盟を結ぼうとします。

イザヤの時代には、アッシリアの支配・脅威に対して同盟を結んで対抗しようとした国々がありました。それはここで「海辺の住民」と呼ばれている地中海沿岸地域の国々です。そして、彼らにとっての頼もしい盟主は「エジプトとクシュ」でした。

そこで主は、彼ら「海辺の住民」が「助けを求め」「望みをかけていた」エジプトとクシュの行く末を予示しました。それは、エジプトとクシュの人びとが、見るも哀れな姿で「恥をさらしつつ」囚われ人となって引かれて行く様を表すものでした(4節)。それを表す役割を担った預言者イザヤは、哀れな囚われ人の姿を自分自身のいでたちで表すことに召されたのでした。裸の恥辱をさらしながら3年間も歩き回ったイザヤの姿は、見る者たちに強烈な印象を与えたことでしょう。その行為をイザヤに命じられたのは主でした。

しかし、残念ながら、それでも悟ることがない「海辺の住民」は、絶望の嘆きで終わることが預言されています。ユダもまた「海辺の住民」であり、この世の勢力を頼みとしてきたことを、ここで悔い改めるべきでした。悔い改めて、主に信頼することが求められています。

【祈り】

主よ、あなたに立ち帰って安らかに信頼する信仰をお与えください。

石本 耕一(四国中会)