教会役員を覚えましょう | テモテへの手紙一 3章

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テモテへの手紙一 3章

この人々もまず審査を受けるべきです。その上で、非難される点がなければ、奉仕者の務めに就かせなさい。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 テモテへの手紙一 3章10節

教会役員を覚えましょう

3章には「監督」「奉仕者」(教会役員)の資格が記されています。教会役員が忠実に主に仕えてその務めを果たすとき、教会も役員本人も大きな祝福を受けます。ここに記された資格はとても厳格なものです。それらを全部厳密に満たすことができなければ「監督」や「奉仕者」にはなれないのでしょうか。

長老や執事に選ばれても、この箇所を読んで自分にはとてもできないと思ってしまわれるかもしれません。けれども、そう気づかされることがとても大切なことです。そこから、主への、教会への忠実さが培われていきます。

教会役員になるために一番大切なことは神の召しです。種々の弱さや欠点を持つキリスト者を、神が役員として召し、教会の働きのためにお用いになるのです。神は召された人に、その務めを果たすために必要な賜物を与えてくださいます。神の恵みによって赦され召されていることを信じて仕えていけば大丈夫です。

今朝は教会役員として立てられた兄弟姉妹が、神の恵みによって整えられてその務めを果たしていくことができるように祈りましょう。

金原 義信(豊明教会)