ソラ・グラティア(sola gratia、「恵みのみ」) | エフェソの信徒への手紙 2章

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エフェソの信徒への手紙 2章

事実、あなたがたは、恵みにより、信仰によって救われました。このことは、自らの力によるのではなく、神の賜物です。行いによるのではありません。それは、だれも誇ることがないためなのです。エフェソの信徒への手紙 2章8節~9節

ソラ・グラティア(sola gratia、「恵みのみ」)

中世のローマ・カトリック教会も、神の恵みによって人間に救いが与えられると信じていました。しかし彼らは、神の恵みだけでは不十分であるとしました。神の恵みに加えて、自由意志による人間の協力も必要であるとしました。彼らは救いのために神と協力する人間の業を強調しました。つまり、彼らは神の恵みに人間の自由意志をかき混ぜてしまったのです。

これに対して宗教改革者たちは「恵みのみ」を強調しました。彼らは「恵みのみ」(ソラ・グラティア)が聖書的な救いの中心的な教えであると信じました。

宗教改革者たちのなかで、カルヴァンは他の誰よりも恵みの教理を強調した神学者です。彼は『キリスト教綱要』第3篇の表題を次のように記しています。

「われわれはどのようにキリストの恵みを受けるか。そこからどのような実りがわれわれに生じるか。それにともなう効果は何か」と。

主イエス・キリストにおいて現された神の「恵みのみ」が、私たち罪人を救います。神の「恵みのみ」が、私たちの生活を善き生活とし、実りを生じさせます。

金 起泰(犬山教会)