高い山での神からの啓示 | マタイによる福音書 17章

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マタイによる福音書 17章

すると、「これはわたしの愛する子、わたしの心に適う者。これに聞け」という声が雲の中から聞こえた。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 マタイによる福音書 17章5節

高い山での神からの啓示

ペトロの信仰告白から6日の後、主イエスは、ペトロとヤコブとヨハネの3人だけを連れて、高い山に登られました。

弟子たちの前で、主イエスの姿が変わり、顔は太陽のように輝き、服は光のように白くなりました。弟子たちは、モーセとエリヤが現れて、主イエスと語り合っている光景を目にします。ペトロは感激して、こう言いました。「主よ、わたしたちがここにいるのは、すばらしいことです。お望みでしたら、わたしがここに仮小屋を三つ建てましょう。一つはあなたのため、一つはモーセのため、もう一つはエリヤのためです」。ペトロは、少しでも長く、このすばらしい光景を見ていたかったのでしょう。それで、仮小屋を三つ建てることを提案するのです。ここで、ペトロは、主イエスとモーセとエリヤを同等なものと見なしています。

そのようなペトロに、神は光輝く雲の中からこう言われます。「これはわたしの愛する子、わたしの心に適う者。これに聞け」。弟子たちは、非常に恐れ、ひれ伏しました。そして、弟子たちが顔を上げると、主イエスだけがおられました。

主イエスこそ、神の愛する子であり、神の御心を行う僕であり、私たちが聞き従うべき御方であるのです。

【祈り】

私たちが、神の御子であり、主の僕であるイエス・キリストに聞き従うことができますように。

村田 寿和(羽生栄光教会)