リジョイス聖書日課 2020年12月

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2020年12月の聖書日課

月刊誌 『リジョイス』PDF版 2021年1月号配信中

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パソコンやタブレットで読める、月刊誌 『リジョイス』PDF版の配信を行っています。当ホームページで配信している聖書日課だけはなく、1冊全部を読むことができます。

月刊誌 『リジョイス』聖書日課 音声データ 一括  2021年1月分配信中

月刊誌 『リジョイス』聖書日課 音声データ 一括  2021年1月分配信中

耳で聴く月刊誌 『リジョイス』聖書日課の1ヶ月分の音声データ。ダウンロードしてCD-Rなどに保存できます。

わたしの街のこの教会 Vol.46 横浜中央教会

わたしの街のこの教会 Vol.46 横浜中央教会

毎月、改革派教会を動画で紹介する企画「わたしの街のこの教会」。2020年12月は神奈川県横浜市 にある「横浜中央教会」です。

カルヴィニズムる人たち 12月

カルヴィニズムる人たち 12月

2020年12月の「カルヴィニズムる人たち」は三郷教会会員の進士遙さんです。イラストレーターとしてご活躍されています

黙示録 14章

また、わたしは天からこう告げる声を聞いた。「書き記せ。『今から後、主に結ばれて死ぬ人は幸いである』と。」“霊”も言う。「然り。彼らは労苦を解かれて、安らぎを得る。その行いが報われるからである。」 ヨハネの黙示録 14章13節

いのちを賭けた信仰

誰にでも必ず訪れる死。そのとき、私たちの心は何と結ばれているでしょうか。 ヨハネの黙示録が書かれた時代は、主イエスに対する信仰を否定することを求められ、ためらうだけでキリスト者と断定され殺されるような…

黙示録 15章

わたしはまた、天にもう一つの大きな驚くべきしるしを見た。7人の天使が最後の七つの災いを携えていた。これらの災いで、神の怒りがその極みに達するのである。 ヨハネの黙示録 15章1節

神の怒りの本質は愛

「神と小羊の怒りの大いなる日」(6章17節)に、神の怒りが頂点に達して、義なる神の裁きの災いがまさに下る時が来ます。その時、神から引き離そうとする「獣」に打ち勝った者たちが、神を崇め歌います。なぜなら、…

黙示録 16章

そのとき、わたしは水をつかさどる天使がこう言うのを聞いた。
「今おられ、かつておられた聖なる方、
あなたは正しい方です。
このような裁きをしてくださったからです。…」
わたしはまた、祭壇がこう言うのを聞いた。
「然り、全能者である神、主よ、
あなたの裁きは真実で正しい。」 ヨハネの黙示録 16章5節、7節

裁きが導く神賛美

キリストがヨハネに示された「すぐにも起こるはずのこと」(1章1節)は、ついに、神の怒りが地上に注がれる最後の時を迎えます。この時に至ってなお、「獣の像を礼拝する者たち」(16章2節)が悔い改めることを、憐…

黙示録 17章

「この者どもは小羊と戦うが、小羊は主の主、王の王だから、彼らに打ち勝つ。小羊と共にいる者、召された者、選ばれた者、忠実な者たちもまた、勝利を収める。」 ヨハネの黙示録 17章14節

ただ主なる神に仕えよ

天使の1人が、霊に満たされたヨハネを荒れ野に連れて行きました。そこで見たのは、キリスト者を迫害する世を表す「赤い獣」にまたがる「大淫婦」、「大バビロン」でした。この女は、「赤い獣」と結託し、人を神から…

黙示録 18章

天使は力強い声で叫んだ。
「倒れた。大バビロンが倒れた。」
…また、天から別の声がこう言うのを聞いた。
「わたしの民よ、彼女から離れ去れ。
その罪に加わったり、
その災いに巻き込まれたりしないようにせよ。」 ヨハネの黙示録 18章2節、4節

罪の残り火を慕うことなく

「大淫婦バビロン」がついに滅びる宣言がなされます。神と小羊に反し、人々を罪に誘い、迫害と流血をもたらす「バビロン」は、当時のローマ帝国と重なります。地中海世界全体に及ぶ揺るぎない権勢を誇る繁栄の頂点…

マタイ 13章24-27節

「そのとき、人の子が大いなる力と栄光を帯びて雲に乗って来るのを、人々は見る。そのとき、人の子は天使たちを遣わし、地の果てから天の果てまで、彼によって選ばれた人たちを四方から呼び集める。」 マタイによる福音書 13章26節~27節

人の子が大いなる力と栄光を帯びて

13章には、終末の前兆である様々な出来事が記されています。疫病、異常気象、民族の対立、戦争の噂など、終末が近づいている時代を生きる私たちに、主イエスは終末の希望を語られました。 世の終わりに、主イエスは…

ゼカリヤ 9章

娘シオンよ、大いに踊れ。
娘エルサレムよ、歓呼の声をあげよ。
見よ、あなたの王が来る。
彼は神に従い、勝利を与えられた者
高ぶることなく、ろばに乗って来る
雌ろばの子であるろばに乗って。
わたしはエフライムから戦車を
エルサレムから軍馬を絶つ。 ゼカリヤ書 9章9節~10節

平和の君が来る

本日、この御言葉を読むことを感慨深く思います。それは、今から79年前の同じ12月7日(現地時間)、真珠湾攻撃により太平洋戦争が始まったからです。 ゼカリヤが預言しているろばの子に乗って来る王とは、紛れもな…

ゼカリヤ 10章

彼らは苦しみの海を通って進み
波立つ海を打つ。
ナイルの深みはすべて干上がり
アッシリアの高ぶりは引き降ろされ
エジプトの王笏は失われる。
わたしは主にあって彼らに力を与える。
彼らは御名において歩み続けると
主は言われる。 ゼカリヤ書 10章11節~12節

苦しみの先にある恵み

ソロモン王以後、イスラエルは異教の神々を慕い求めて道を誤り、まことの神を悲しませました。その結果、国は分裂し、そして、亡国と捕囚という苦しみを味わわなければなりませんでした。 そして、捕囚から帰還した…

ゼカリヤ 11章

彼らは銀30シェケルを量り、わたしに賃金としてくれた。主はわたしに言われた。「それを鋳物師に投げ与えよ。わたしが彼らによって値をつけられた見事な金額を。」わたしはその銀30シェケルを取って、主の神殿で鋳物師に投げ与えた。 ゼカリヤ書 11章12節~13節

羊飼いの命の代価

ここでは羊が羊飼いに対して賃金として30シェケルを払うと預言されています。30シェケルとは殺された奴隷の代価として払われる金額(出21章31節)で、羊飼いを軽蔑する象徴的な数字です。羊飼いは神の命令どおりに…

ゼカリヤ 12-13章

その日、ダビデの家とエルサレムの住民のために、罪と汚れを洗い清める一つの泉が開かれる。その日が来る、と万軍の主は言われる。わたしは数々の偶像の名をこの地から取り除く。その名が再び唱えられることはない。また預言者たちをも、汚れた霊をも、わたしはこの地から追い払う。 ゼカリヤ書 13章1節~2節

主が来られる時、全ての偶像はなくなる

「その日」とは、救い主が到来する時であり、終末の時でもあります。 「泉が開かれる」とは、罪の汚れを洗い清める水が泉となって湧き上がることです。この水の源は神ご自身です。神があらゆる汚れを洗い清める泉を…

ゼカリヤ 14章

主は地上をすべて治める王となられる。
その日には、主は唯一の主となられ
その御名は唯一の御名となる。 ゼカリヤ書 14章9節

すべてを治められる王である主イエス

この御言葉は、今の困難の時を、信仰に固く立ち、恐れず勇気を出して歩みなさいという励ましの言葉です。 このゼカリヤの言葉は、確かに、神より与えられた御言葉であると信じた人たちにとって希望であったことと思…

ミカ 1章

このため、わたしは悲しみの声をあげ
泣き叫び、裸、はだしで歩き回り
山犬のように悲しみの声をあげ
駝鳥のように嘆く。
まことに、痛手はいやし難く
ユダにまで及び、わが民の門エルサレムに達する。 ミカ書 1章8節~9節

同胞のために嘆き悲しむ

ミカは南王国ユダの王ヨタム、アハズ、ヒゼキヤの時代に活躍した紀元前8世紀の預言者です。北王国イスラエルではホセア、南王国ユダではイザヤが、同時代の預言者として活躍しました。 同じ時期に何人もの預言者が…

マルコ 1章1-8節

神の子イエス・キリストの福音の初め。 マルコによる福音書 1章1節

福音のはじめ

「神の子イエス・キリストの福音の初め」。「福音」という言葉の意味は、「良い知らせ」です。マルコは、神の子イエス・キリストが来られたことが良い知らせだと伝えています。「キリスト」という言葉は「救い主」…

ミカ 2章

打ち破る者が、彼らに先立って上ると
他の者も打ち破って、門を通り、外に出る。
彼らの王が彼らに先立って進み
主がその先頭に立たれる。 ミカ書 2章13節

先立ち行かれる主に従って

南ユダ王国が繁栄する中、富める者は貧しき者を圧迫し、暴虐が行われていました。神の言葉を軽んじ、神への畏れを捨てるとき、罪は増大しとどまることがありません。そうした権力者や富者に対して、ミカは神の裁き…

ミカ 3章

しかし、わたしは力と主の霊
正義と勇気に満ち
ヤコブに咎を
イスラエルに罪を告げる。 ミカ書 3章8節

主の霊と力によらなければ

南王国ユダの民に向かって糾弾するミカの言葉は激しさを増していきます。世の為政者たちは富める者たちに味方し、民を食い物にし、「善を憎み、悪を愛する者」となっていたからです(2節)。裁判官、祭司、預言者た…

ミカ 4章

娘シオンよ、立って、脱穀せよ。
わたしはお前の角を鉄とし
お前のひづめを銅として
多くの国々を打ち砕かせる。
お前は不正に得た彼らの富を、主に
蓄えた富を、全世界の主にささげる。 ミカ書 4章13節

キリストと共に支配する

エルサレムの荒廃を預言したミカは、続いて神が来たらしてくださる終わりの日について預言します。主の山であるエルサレムの都がどの山々よりも高くなるという回復についてです。その日には、神の厳しい裁きによっ…

ミカ 5章

彼は立って、群れを養う
主の力、神である主の御名の威厳をもって。
彼らは安らかに住まう。
今や、彼は大いなる者となり
その力が地の果てに及ぶからだ。
彼こそ、まさしく平和である。 ミカ書 5章3節~4節

彼こそ、まさしく平和である

紀元前701年、エルサレムはアッシリアによって包囲されます(4章14節)。その悲惨の中で、遠い昔から連綿と続くダビデの家系、出身地から新しい王が出るという預言が告げられます(1節)。新しい王は、南のユダ部族…

ミカ 6章

人よ、何が善であり
主が何をお前に求めておられるかは
お前に告げられている。
正義を行い、慈しみを愛し
へりくだって神と共に歩むこと、これである。 ミカ書 6章8節

神の求めておられること

ミカは、世代をこえて世界を目撃してきた山々を証人とし、法廷で争うように語ります。イスラエルの民に対し、主の告発を聞けと。 わたしにいったいどんな落ち度があったと言うのか、奴隷の地から、バラクのたくらみ…

ミカ 7章

主は再び我らを憐れみ
我らの咎を抑え
すべての罪を海の深みに投げ込まれる。 ミカ書 7章19節

誰が主のようであろうか

ミカは、どこを探しても正義と真実を求める者がいないことを嘆きます。それは、時期が過ぎて収穫すべき実がどこにもない悲しさにたとえられます(1、2節)。民も役人も悪事にたけ、己の利益のためには命さえ奪い、…

テトス 2章11-13節

実に、すべての人々に救いをもたらす神の恵みが現れました。その恵みは、わたしたちが不信心と現世的な欲望を捨てて、この世で、思慮深く、正しく、信心深く生活するように教え、また、祝福に満ちた希望…であるイエス・キリストの栄光の現れを待ち望むように教えています。 テトスへの手紙 2章11節~13節

神の恵みが現れた

クリスマスは、この世界に真実の驚きが投げ込まれた出来事です。 なぜなら、救いをもたらす神の恵みが、本来、いただく資格がないばかりか、むしろ怒りをもって打ち倒されるべき者に現れたからです。しかも、神も希…

1テモテ 1章12-17節

「キリスト・イエスは、罪人を救うために世に来られた」という言葉は真実であり、そのまま受け入れるに値します。わたしは、その罪人の中で最たる者です。 テモテへの手紙一 1章15節

罪人を救うため

クリスマスは、このわたしのための出来事です。 もとより、恵みの光は私たち人類のため、信じない人びとのためにも射し込みました。人類は等しく祝福されたのです。しかし、何よりも罪人の中の罪人であるこのわたし…

ローマ 8章18-25節

被造物は、神の子たちの現れるのを切に待ち望んでいます。被造物は虚無に服していますが、それは、自分の意志によるものではなく、服従させた方の意志によるものであり、同時に希望も持っています。 ローマの信徒への手紙 8章19節~20節

クリスマスによる希望

クリスマスは、この世界に揺るがぬ希望が投げ込まれた日です。人間は決して滅びることはないという事実。また、人間のために創造された世界も滅びることはないという事実が確定したからです。それどころか、全被造…

ローマ 46-56節

主はその腕で力を振るい、
思い上がる者を打ち散らし、
権力ある者をその座から引き降ろし、
身分の低い者を高く上げ、
飢えた人を良い物で満たし、
富める者を空腹のまま追い返されます。 ローマの信徒への手紙 1章51節~53節

天地をひっくり返す歌

クリスマスは、天と地がひっくり返される出来事です。 もっとも高くにいます主イエスがもっとも低くなられたからです。主は思い上がって権力を振るう者を打ち散らす神の国を地上に建てる王として到来されたのです。…

ヨハネ 1章1-18節

光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった。 ヨハネによる福音書 1章5節

人間を照らす光

クリスマスは人間を照らす光の祭りです。 「光あれ」と言の力をもって、光をはじめ万物を創造された神が、ついに人間を照らす命の光として闇の中に輝き始めたからです。 確かに、暗闇の中で光が放たれたら、闇は一…

ローマ 2章1-21節

天使は言った。「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。」 ローマの信徒への手紙 2章10節~12節

私たちもベツレヘムへ行こうではないか

クリスマス、それは福音の真理を学び直すときです。 降誕の知らせを最初に告げられたのは、ユダヤ社会で最も軽蔑されていた夜の番をする羊飼いでした。彼らは、宗教の掟を守れず、その清さを保てないとみなされてい…

マタイ 2章1-12節

学者たちはその星を見て喜びにあふれた。家に入ってみると、幼子は母マリアと共におられた。彼らはひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。 マタイによる福音書 2章10節~11節

東方からも導かれる

クリスマスは、困難な伝道状況に希望を与える出来事です。 ユダヤ人の王の誕生を祝いたいと東方から博士たちがはるばる訪ねて来たからです。おそらく天文学者で、自分たちの研究の実りを信じています。また彼らは、…

ローマ 2章22-40節

「主よ。今こそあなたは、お言葉どおり
この僕を安らかに去らせてくださいます。
わたしはこの目であなたの救いを見たからです。」 ローマの信徒への手紙 2章29節~30節

今こそ安らかに

2章に登場するシメオンを紹介します。彼は信仰があつく、イスラエルの慰めを待ち望みつつ生きていました。彼が生きた時代はユダヤの激動の時代でした。ローマの支配下に置かれ、彼は慰めを見出すことができず、日々…

黙示録 19章

わたしはまた、大群衆の声のようなもの、多くの水のとどろきや、激しい雷のようなものが、こう言うのを聞いた。
「ハレルヤ、
全能者であり、
わたしたちの神である主が王となられた。
わたしたちは喜び、大いに喜び、
神の栄光をたたえよう。
小羊の婚礼の日が来て、
花嫁は用意を整えた。」 ヨハネの黙示録 19章6節~7節

神の栄光をたたえる

数百人のハレルヤコーラス(ヘンデル作「メサイア」)を聴いたことがあります。重なる声の厚さに、ただ圧倒されました。きっと天の「大群衆の声」は、もっと重厚なものであるに違いありません。 その「声」の「喜び…

黙示録 20章

わたしはまた、死者たちが、大きな者も小さな者も、玉座の前に立っているのを見た。幾つかの書物が開かれたが、もう一つの書物も開かれた。それは命の書である。死者たちは、これらの書物に書かれていることに基づき、彼らの行いに応じて裁かれた。 ヨハネの黙示録 20章12節

「命の書」に基づく主の恵み

「小羊(キリスト)」によって、「大淫婦」が焼かれ、「獣と偽預言者」に続いて「悪魔(サタン)」が、「死と陰府」と共に「火と硫黄の池に投げ込まれた」。創世記で「蛇(サタン)」に宣告された神の言葉(3章15節…

黙示録 21章

わたしはまた、新しい天と新しい地を見た。…「神は自ら人と共にいて、その神となり、彼らの目の涙をことごとくぬぐい取ってくださる。もはや死はなく、もはや悲しみも嘆きも労苦もない。最初のものは過ぎ去ったからである。」 ヨハネの黙示録 21章1節~4節

新しくされる天地

キリストと教会に敵対していた脅威はまったく消え失せ、ヨハネは来るべき世の到来を見ます。現実には「パトモス島に」いて、「イエスと結ばれて、その苦難、支配、忍耐にあずかっているヨハネ」(1章9節)です。玉…

黙示録 22章

以上すべてを証しする方が、言われる。「然り、わたしはすぐに来る。」アーメン、主イエスよ、来てください。
主イエスの恵みが、すべての者と共にあるように。 ヨハネの黙示録 22章20節~21節

キリストの再臨の約束

主イエスの「わたしはすぐに来る」(7、12節)という約束に、聖霊と「小羊の花嫁」である教会も「来てください」と応えます(17節)。この一語に、私たちに求められる信仰が込められています。いつの世も嵐の中にあ…